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【 鏡餅】年末売場は儲けてなんぼ!!あ?金の亡者?上等だコラ!!【 栗瓶】

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どうも、おはこんにちばんは!もんたろうです。

さて、もうすでに11月も中盤が終わり、クリスマス売場の拡大と共に年末の売場も立ち上がってきているのではないでしょうか。

オレは年末の売場が大好きです。

何故かというと

$$$$がっぽり儲かるからです$$$$

年末商材は値入が異常に高い。

特に栗甘露煮と鏡餅。

こいつらはべらぼうに儲かる。

平月は馬車馬が働くかの如く利益を垂れ流す客寄せパンダ。

そんな我が部門が年に一度利益をタコ出しできる時、それが年末です。

まあ、食品部門だけに限らず生鮮部門でもそうなんですが、とにかく年末は必要品に関しては高くても売れるんです。

我が食品部門では、基礎調味料・鍋つゆなんかもよく売れて利益もそこそこいただける季節となっております。

それでは、そんな売場達の特徴と儲け方を紹介していきましょう。

レッツ・マネー!!!

まずは鏡餅を売れ。話はそれからだ。

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そういうことです。

まずは鏡餅を売らねば話になりません。

何故かというと一番儲かるからです。

もちろん企業によって値入は異なるでしょうが、「鏡餅なんて儲からねーから売りたくない」という所は無いのでは?

なんで儲かるの?

先ほども言いましたが、年末ともなると世間の感覚がマヒして必要品を揃えるために財布の紐を緩くします。高くても必要なら買ってしまうんです。

そもそも年末商材は年末しか売れない商品のため、最後に処分する事を想定して予め利益が多めの売価に設定しているのが普通です。

惣菜とかと一緒ですね。あ、お節料理の材料とかもそうですよね。

ん?処分する事が前提?

甘っちょろい事言ってんじゃねーよ!!

値入が高いんだから、処分しないように売れば儲けるだけ儲けてウハウハじゃねーかよ、とそう思うわけです。うちの会社は鏡餅の処分はほとんどありません。

バイヤーが徹底的に販売数と在庫を管理し、店間振替を実施する事により処分せずに儲かる売価で捌いていきます。

なので、ほんとがっぽり儲けられます。

陳列の基本

やはりメインは160gサイズ。

橙(だいだい)が乗っかったタイプと『ボウズ』と呼ばれる、橙が乗っかっていないタイプが基本ですね。

各部屋や車などにもお供えするので点数を稼げるサイズです。

最悪、最後もこのサイズで逃げ切れるので切らさず売り続けましょう。

効果的な販売方法

色味が派手な商品で値入れも高いので、どかーんと大量陳列がベター!

迫力と華やかさで売り込みましょう!

また、青果部門の「葉付きみかん」もちゃんと置かせてあげましょう。(傷んでたら教えてあげてね☆)

販促物としては、遠くからでも視認されやすい長尺POP、「鏡餅を飾る場所」の案内、「きむら」の鏡餅なら「国内産水稲もち米100%」を謳うPOPも必要です。

そして、お約束のトークロボ設置。

大安の日のアピールも購買意欲を高めるために効果的ですね。

効果的な関連陳列

一見、単体の販売で成り立ちそうな商品ですが、実は効果的な関連商品があります。

それは、お吸い物です。

忘れていませんか?年明けのイベントを。

そう

鏡開き

この鏡開きですが、地域や曜日の関係で変わる場合もありますが、基本的には毎年1月11日に行われます。

この日に鏡餅をパカッと開けて中身の餅を食すのです。

その時におすすめなのが、このお吸い物です。

昨今の鏡餅は、ほとんどがプラスチック容器になっていて中身には切り餅が入っていますよね。

これをお手軽においしくいただくのに役立つのが『永谷園 松茸の味お吸い物』です。

いつものお吸い物に焼いた切り餅を入れるだけで、これがまた旨い!!

ぜひ試してみてください。

病みつきになります。

通常の切り餅売場にきな粉やあんこ、小豆缶等を陳列しているでしょう。

そいつらで売場がキツキツになっているでしょうから、お吸い物の場所は無いかと思われます。

ですので、鏡餅売場にひと言添えてお吸い物をいやらしく置いてやりましょう。

もし余ってしまいそうなら…最後の手段だ!

できることなら値引き無しで売りたい…しかし余しても年明けには「無駄に高い飾りが付いた、ただの餅」に成り下がってしまう…。

そんな時はこれ!!

バンドル(ミックスマッチ)販売!

複数箇所に使用する事を想定して、数個買えばお買い得になる事をアピールして最後の売り込みをかけましょう。

例えば通常価格が本体価格275円だったとしましょう。

それを

2個540円(1個当たり5円安)、5個1325円(1個当たり10円安)、といった具合に段階的な値引きがかかるように設定しましょう。

複数個購入する商品なので、お客様の手は格段に伸びやすくなります。

大幅な値下げをするより、心理的な部分を責めて売り込みましょう。

儲け過ぎて、あの色が黄金に見えてしまう栗甘露煮

そして忘れてはいけないツートップの片割れ、栗甘露煮です。普段からも売れない事は無いですが、年末一気に指数が跳ね上がる商品です。

黄金色に輝く栗ビンを本当の金(売上)に変えましょう!!(欲丸出し)

陳列の基本

一番数が売れるのは200g程度の小サイズです。

序盤は、年末売場を見てもお客様からすれば多少年末を意識する程度。

しかし、普段は定番売場に埋もれて人目に付かない生活を送っている栗瓶達。

そして、やっとメインを張る季節がやってきました。

そこで普段目にしない栗瓶を目にしたお客様はこう思うのです。

「ああ、もう年末なのねー。またひとつ歳をとってしまうわ…(しみじみ)」

「なんか栗瓶を見てたら茶碗蒸しが食べたくなってきたわ(ワクワク)」

「年末にも作るし、年末前に肩慣らしがてら1回作ってみるのもいいわね!」

こうして小サイズの栗瓶を買うわけです。

ですので、序盤は小サイズがよく売れます。

導入期は小サイズをメインに陳列しましょう。

そして、本番の拡販期には客人に振る舞うため大きめのサイズに手を伸ばすのです。

この様な流れで在庫調整をしながらメインに置くサイズを変えていきましょう。

効果的な販売方法、販売場所

買おうと思ってる方はほとんどが『栗きんとん』や『茶碗蒸し』に使用すると思います。

買おうと思って買いに来る人はそういう思いで購入に繋がりますが、それは売れて当たり前。

攻めるべきは『衝動買い』の仕掛けです。

まずは玉子売場に関連しましょう。

玉子は通常から購入頻度の高い商品です。

その近くで販売する事で

「あら、栗瓶!」→「今日は玉子が安いし茶碗蒸しでも作ろうかしら♪」

という流れになりやすいのです。

一言「手作り茶碗蒸しはいかがですか?」とPOPで投げかけたり、そのPOPに茶碗蒸しの画像を添えるだけでさらに効果は上がります。

栗瓶は本来、玉子関連が一番売れやすいので、ぜひともお試しください!

あとは年末に近づくにつれて、お客様の目に付く場所にちょこちょこおいて、しつこくアピールしていくのも良いでしょう。

効果的な関連陳列

年末の栗瓶の使い道のツートップは『栗きんとん』『茶碗蒸し』ですが、それぞれの関連商品を解説していきましょう!

栗きんとん

国産だと特に栗自体はキレイな色をしていますが、栗きんとん全体をキレイな黄金色に仕上げるために必要不可欠なものが『くちなし』などの黄色い色素です。

食用色素の「黄色」も使えますが、自然素材のくちなしをおすすめするのがベターでしょう。

また、砂糖なども必要ですが、売場スペースを狭めてまであえて関連する必要は無いでしょう。

砂糖は家庭に多くある可能性も高く、お客様も買い慣れており陳列してある場所も周知されているので、レシピで済ませても問題ありません。

他にはさつもいもなども使用しますが、さつまいも売場に関連させてもらえる場所があれば更に点数は上がるでしょう。

茶碗蒸し

こちらの方が栗きんとんよりも関連の種類は多くなります。

完全手作り思考の方には、白だしがおすすめ!

特に、『ヤマサ 昆布つゆ白だし』は仕上がりの味も良く、汎用性も高いため普段から人気の商品ですね。

価格帯もリーズナブルで、単価が張る年末商材の中に混じると更にお得感が際立ちます。

ワンランク上のこだわり品にチャレンジするのもいいですね!

花びら麸やフリーズドライのみつ葉も低単価ながら値入れも高く、点数アップで売上・利益を底上げできます。

お手軽派のお客様には『ヤマキ 茶碗蒸しの素』がとても人気です。

下ごしらえだけして、後はこの素を加えるだけなので、調味料を準備したり味を整える手間が削減できるスグレモノです。

味も充分に美味しく仕上がります。

もし余っても心配するな!次があるさ!

「気合いを入れて発注したはいいが、イケイケで攻め過ぎて在庫が捌けなそうだ…。」

「残すよりは売れる価格で捌いてしまおうか…」

ちょっと待った!!

安易に処分に走ろうとしているそこのあなた、ちょっと待ちたまえ。

忘れちゃいないかい?

あのイベントを。

そう!

ひなまちゅり☆(ネタが古い)

…コホン

ひなまつり!!

年末ほどではありませんが、ここでも大きめの需要期があります。

ひなまつりにも茶碗蒸しを食べる家庭もあるんです。

オレは男兄弟なので知りませんでしたが、どうやらひなまつりにも茶碗蒸しの出番があるそうです。

ちなみに、気温が低いうちは基本的に茶碗蒸しの需要は下がりきりません。

ですので、ひなまつりまでは玉子売場にお世話になって、ひなまつりが近づいたらその関連として少し手を加えて陳列しましょう。

レシピやディスプレイも仕掛けとしてはおすすめです。

せっかくの高値入商品ですので、可能な限り儲けましょう!

冬はやっぱりお餅でしょ!

餅分類が年間で最高指数をたたき出す時期が年末です。

栗瓶・鏡餅の売場が決まれば、その次に売るべき商品は間違い無く『切り餅』です。

単価が高く、この時期は使用頻度も高いため、通常品と比べても別格の売上と利益を生み出します。

目一杯売場を拡大して売り込みましょう!

注意したいのが、競合店舗との価格比較です。

競合各社が、お客様のハートを掴もうと需要度の高い切り餅を客寄せパンダとして価格を下げてくる可能性があります。

個人的には、他の部分で魅力を出し勝負したいので、価格競争を徹底的に戦う必要も無いとは思いますが、多少は気にしてあまりにも差が付きすぎないように注意しましょう。

陳列の基本

「餅」と一言に言っても、白餅だけではなく様々な餅があります。

白餅・豆餅・よもぎ餅・紅白餅等々。

また、関連品も豊富です。関連品に関しては、事項で具体的に書いていきます。

そして、陳列方法ですが

色々な種類の餅があるとは言っても、やはり主役は白餅。

まずは白餅をドッカーン!と積みましょう。

間違いなく点数はナンバーワンです。

そして、意外と上位に来るのが豆餅。

豆餅を置くなら『越後 本格仕込み豆もち 460g』がおすすめです。

パッケージもチープ感が無く、見た目だけでなく黒豆もたっぷり入っていて中身もgoodです。

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価格帯も白餅と合わせやすいので、売りやすいでしょう。

そして、アクセントによもぎ餅。

紅白餅も縁起が良いので、年末には好まれる商品です。

関連としては、当然きな粉が点数ダントツ1位。

プラス、ゆであずき・あんこ、場所に余裕があればアッパー(上位互換品)な高単価のきな粉やお餅用の焼海苔なども置きたいところです。

売場がゴチャゴチャし過ぎない程度に厳選して陳列しましょう。

効果的な販売方法

たかが餅!されど餅!焼いて食うだけが能じゃないですぜ!

ストレートに焼いて食う!

それでもやっぱり一番オーソドックスな食べ方は焼いて食べる事です。

シンプルに砂糖醤油推し、もしくは鏡餅のところで紹介したお吸い物などがベターです。

鍋に入れて食う!

逆に鍋つゆ売場に関連するのも有りです。

焼いた餅を鍋の具材として楽しむ事もできます。

寄せ鍋に入れると『きりたんぽ鍋』のような味わいがマッチします。

キムチ鍋だと『トッポギ』のような鍋が楽しめます。専用のものもありますが、そちらを関連しても良いでしょう。

スイーツで楽しむ!

スイーツは女子に大人気!もちろん男子だってスイーツは大好きです!

みたらしあんで味付けすればお手軽に和風スイーツが楽しめちゃいます。

ピザだってイケちゃうぜ!

クリスマスに需要度の高まるピザですが、このトッピングとしても人気です。

こんがり焼けたピザの上で、とろけたチーズと絡み合うトロトロの餅…。

たまりませんな!

ちょっとピザ配達頼んできます。

まだまだイケるぜ、基礎調味料!

ダウントレンドとは言ってもまだまだ需要のある年末の煮物料理。こちらに欠かせない基礎調味料をたくさんかかえる我が食品部門において最も安定して売れるカテゴリーです。

年末はワンランク上の味、日本の心『お・も・て・な・し♡』

縁起担ぎだけではなく、客人のおもてなしとしてもまだまだ需要はあります。

客人に振る舞う料理は少しいいものを作りたい。

そんな想いにつけこんで、しっかり売上を稼ぎましょう!(ゲス)

すき焼を食べるなら、いつもは『ヤマサ すき焼専科』ですが、年末はひと味違うこだわりの味!

『創味 すき焼のたれ』『柿安 すき焼割り下』などを始め、各メーカー様々なこだわりたれを用意しています。

また、煮物に使うつゆも、普段はお得な『ミツカン 負いがつおつゆ』『キッコーマン 本つゆ』などを使っている方も多いでしょうが、ここぞという時はやはりこちら。

『創味のつゆ』

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これはマジで美味いです。

オレが保証します。(うさんくさい)

いや、でもほんとに、マジで旨いから!

できるなら試してみてください!

これだけに留まらず、他の部分でも必ず『こだわりの商品』が存在します。

普段は日の目を見ない彼らが一際光を放つ時なのです。

定番棚から引っ張り出して、少しだけでも売り込んでみましょう!

カレーはマジで指数落ちるから気を付けよう!

逆に露出しなくてもいいカテゴリーです。

当社の場合はあからさまに指数が落ちてます。

露出して売れないことは無いですが、元々平均的な値入もたいして高くないカテゴリーです。

カレーを売るくらいなら、今の季節ならではの、もっと売れて儲かる商品に売場スペースを確保しましょう!

まとめ

だいーぶ長くなりましたが、ここまでこだわったのは

年末商材は儲かる

からです。

ここで稼げない部門担当者は正直言って

かなりショボイ。

年末で稼げない担当者なんて、オレが社長ならボーナスカットですね(鬼)

でも冗談抜きで、それくらい稼がなければ行けないイベントなんです。

しっかりと利益を稼ぐという使命感を持ち普段の月よりも更に貪欲に利益を意識した販売を行ってください。

 1年間で最大ピークとなる繁忙期を苦痛と思わず

金の亡者になって楽しみましょう!

げへへへへへへへ!!!!

 

以上

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